アラサーのシングルマザーが埼玉県本庄市で開催された婚活パーティーに参加してみた

婚活パーティーといえば繁華街にあるホテルで開催されているイメージが強いですが、埼玉県の北西部に位置する本庄市でも開催されることがあるんですよ。人口が8万人にも満たない小さな市で開催される婚活パーティーは、どんな感じだと思いますか?今回はアラサーのシングルマザーである私が本庄市の婚活パーティーに参加して再婚相手を見つけようとした奮闘記を紹介します。

婚活パーティー後の2回目のデートを成功させるポイント

私の経歴と婚活パーティーに参加するまでの経緯

まずは私の経歴をお知らせします。私はボブの髪型がよく似合うと言われる34歳のバツイチ女です。最初の結婚をしたのは、27歳のときでした。本庄市の食品スーパーに勤務する男性と2年間の職場恋愛を経て結婚し2人の娘に恵まれました。

30歳で新築の注文住宅を購入したのと同時に私は食品スーパーを退職しました。住宅を購入するちょっと前に夫の父親が亡くなり、その遺産をマイホームの頭金に充てることができたからです。スーパーを退職した直後は「これでやっと念願の専業主婦になれた!」と喜んでいたのですが、人生はそんなに甘くはありませんでした。

多額の遺産を手に入れて大胆になった夫はギャンブルにハマり、借金を作ってしまったのです。そして32歳のときに離婚をしました。2人の娘は私が引き取りましたが、夫には多額の借金があるため、慰謝料と養育費はもちろんゼロです。

私は本庄市内にある実家に戻り、近所のテニススクールで受付業務のパートを始めました。34歳の誕生日を迎えたころ、母親は私の離婚の傷が癒えたと判断したのでしょう。何気ない会話をしているときにふと「本庄市でも婚活パーティーが定期的に開催されてるみたいだから、あんたも参加したみたら?」と言ってきたのです。

調べてみると確かに市内で婚活パーティーが開催されていました。女性の参加費はたったの500円だったので、参加してみることにしました。

婚活パーティーの会場は、なんと市民活動交流センターです

私は婚活パーティーに対して“おしゃれなパーティードレスを着て豪華なホテルの大会場に行く!”というイメージを抱いていましたが、そのイメージは覆されました。本庄市で開催される婚活パーティーの会場は“はにぽんプラザ”と呼ばれる市民活動交流センターだったのです。

このはにぽんプラザは、JR高崎線の本庄駅から徒歩6分のところにあります。ちなみに“はにぽん”とは、本庄市のマスコットキャラクターの名前です。市民活動交流センターで開催されるからといって、自治体が婚活パーティーを主催しているわけではありません。

民間の株式会社がビジネスの一環として開催しているのです。そのため男性の参加費は5000円で、女性の10倍となっています。男性にとっての婚活パーティーは“お金がかかるもの“だということを実感しました。

会場に入るまでの流れと感染対策の内容

オンラインで事前予約をし、いざ婚活パーティーの当日を迎えました。市民活動交流センターなので、おしゃれなパーティードレスは着ませんでしたが、ピンクの花柄スカートに襟つきの白いブラウスを合わせてコンサバティブなコーデを心がけました。

受付では本人確認と年齢確認のために運転免許証などの身分証明書などを見せるだけでOKでした。結婚詐欺に合うかもしれないので、独身証明書の提出も義務付けて欲しかったのですが、地方都市の婚活パーティーなのでそこまでは望めません。

入場の際に検温を受けたら37.1度だったので「ヤバい!」と思ったのですが、37.4度までは入場できるそうです。基準がゆるくて良かったです。会場に入ると初対面の人ばかりの場でさすがにずっとマスクをしている訳にはいかないので、透明のマウスシールドが全員に配布されました。

さらに婚活パーティーの途中でお気に入りの人の番号をカードに記入するコーナーがあるのですが、カードの回収後は番号の記入に使用したペンをスタッフの方が1本1本丁寧にアルコール消毒していました。感染対策をしっかりしてもらえたことに、とても感謝しています。

「今日はハズれかも…」と思っていたところに素敵な出会いがあった!

いよいよ婚活パーティーが始まりました。まずは5分サイクルで1対1のトークが行われます。「趣味は手品です。僕の手品を見てもらえますか?」といった個性的な男性や「父親と一緒に農業をやっています。無農薬で栽培する果物のブランド展開には興味ありますか?」といった農家の息子など、キャラの濃いが多く6人の男性と話しただけでかなり疲れました。

工業や農業が盛んな地域だけに「ITのスタートアップ企業を立ち上げました」や「広告代理店に勤務しています」という人はいませんでした。しかし7人目の男性が「市内で小児科のクリニックをやっています」という町医者だったのです。

「この人なら、一生お金に困らないかも…」と思い、私はこの開業医にターゲットを絞りました。“中間インプレッション”というコーナーでお気に入りカードの途中経過が発表されたのですが、当然のことながらこの開業医が1番人気でした。その後の歓談タイムで私はテーブルにあるローストビーフを小さく切って「おいしーい!」と言いながら100満点の笑顔を作って、開業医に可愛さをアピールしました。もちろん私がバツイチで2人の子どもがいることも伝えました。そして婚活パーティーのプログラムは進み、いよいよ“ファイナルインプレッション”のコーナーを迎えたのです。私は競争率が高いことを承知のうえで、お気に入りカードに開業医の番号を記入しました。すると開業医も私の番号を記入してくれて、なんとカップルが成立したのです。34歳でシングルマザーのこんな私にも、まだ需要がありました!

女性より高くなりがち!男性の婚活パーティーを安い費用で参加する方法

職業に詐称は無く、性格も穏やかな人でした

婚活パーティーの終了後は開業医の車に乗せてもらって二人きりで帰ることになったのですが、何といってもこの婚活パーティーは入場の際に本人かどうかと年齢の確認しかしていません。職業の証明はしていないのです。私は少し疑っている部分があったので、車内で思い切って「失礼なことを言って申し訳ありませんが、医師の証明書を見せていただけませんか?」と言いました。

この発言にはもちろん結婚詐欺のリスクを回避する目的がありましたが、こういう疑われるようなことを言われてこの男性は機嫌を損ねるかどうかを判断する意図もあったのです。すると男性は怒ったり気分を害することなく、笑顔で「ここからクリニックが近いから寄ってく?そこで医師の証明書を見せるよ」と言ってくれました。

私は「やっぱりこの人を選んで間違いなかった」という確信が持てて幸せな気分になりました。婚活パーティーから2か月経った今は結婚を前提とした交際を順調に積み重ねています。

人生はふとしたことで好転することもありますよ

前の夫と離婚したときは「私はこれからずっとシングルマザーとして生きていくのか…」という絶望的な感情になりましたが、母親からの何気ない一言で人生が好転しました。「田舎だから出会いがない…」と嘆いている方は、地元で開催されている婚活パーティーに一度参加してみてはどうですか。

「地方都市だから婚活パーティーに参加したとしても、たいした出会いはない」という偏見を持っているだけでは何も変わりませんよ。